27年の臨床歴、講師歴25年の鍼灸師がお身体の悩みを真摯に解決に導きます
鍼灸・不妊鍼灸・指圧マッサージ
治療室ホスピターレ (立川・昭島・日野・八王子)
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妊婦さんはお腹が大きくなるにつれ、反り腰が強くなってきます。
反り腰が強くなる原因は「大腰筋(だいようきん)」という筋肉が腰の骨を前方に引っ張るためです。
大腰筋を体の横から見てみると、大腰筋が腰の骨を引っ張ることによって反り腰が強くなり、この状態を医学用語では「腰椎前弯(ようついぜんわん)」と呼んでいます。腰椎が前弯すると骨盤が前傾するので、いわゆる「出っ尻(でっちり)」の姿勢となります。
これが妊婦さんに共通してみられる姿勢となります。
大腰筋とさらには腸骨筋は大腿骨の骨頭(こっとう)と呼ばれる球形の出っ張りの上を通過するため、この2つの筋肉が骨頭に押し付けられながら、歩くことにおって摩擦が強くなって股関節の前面で痛みが生じるのです。
以上のご説明で、妊娠中の妊婦さんの股関節の痛みには、鍼灸・指圧マッサージで腸骨筋と大腰筋の緊張をゆるめて、大腿骨頭への摩擦が減るようにすることが大切だとお分かり頂けたかと思います。
筋肉を緩めるのは鍼灸でも指圧マッサージのどちらでも可能ですが、より効果的にそして短時間でゆるめることが出来るのは鍼灸のほうが上です。
ただし、腸骨筋の筋膜が大腿骨頭にゆ着してしまっているケースも有り、この場合には、指圧マッサージのような手技療法で筋膜リリースを行うのが効果的です。
つまり、鍼灸と指圧マッサージの両方を行うと最強の組み合わせとなります。
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